『ゲームがしたクなイ、ワケなイわヨネ?冬花』


「おっ、お母さん……………………!」


『ゲームは楽しイ。


ゲームは面白イ。


そう教えテくれタノハ、冬花ジャなイ。


ネえ、ソウでしョ??』




ちがう、ちがうよ。


ゲームはたのしくない。


おもしろくない。


こんなの、ゲームじゃない!!


“わたし”のもとめていたものじゃない!!!!!




そう言いたい。


でも言えない。




どうにもできない。


どうにもできないんだよ。