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「冬花ちゃん……気分悪そうだけど」




***くんは、“とうか”の顔を見て、そう言った。




「だいじょうぶだよ…。


だってとうか、ゆうれいだもん………」




“とうか”はそう言った。


そうだよ、“とうか”はゆうれいなんだよ……。


生きて、ないんだよ……。




「でも、すごく顔色が悪いよ?




本当に、このゲームをしていて、楽しいのかい?」


「それは………」




たのしくない。


たのしいわけがない。




人がいっぱいしぬ。


すると、ともだちがたくさんできる。




だけど、ほんとうはちがう。