そして、スーツの女性は、パチン!と指を鳴らした。




「この扉の鍵を開けました。


最終ステージ、頑張ってください。




では、私はこれで」




スーツの女性が笑顔でそう言うと、彼女は粉々に砕け散ってしまった。




「ありがとうございます…………!


何としても、ニセモノを探し出してみせます……………」




そして、私達は重たい扉を開けた。




早く、ホンモノを見つけて、ニセモノを殺さなければ。