ぐちゃり、という下品な音がしたけれど、関係ない。


私は強く強く、直志を抱きしめた。




「直志、会いたかったよ…………。


直志、私ね、頑張ったんだよ……頑張って、頑張って、頑張って…………。


もう、疲れちゃった。


私、ちょっと寝ても、いいかな………………………」




折角、糸で繋がれていた直志の肉片が、ぐちゃぐちゃになって、私の体にへばりつく。




そして、私は眠りに就いた。