直志を求めて、私は歩き続けた。




そして、ようやくとうかちゃんがピタリと足を止めた。




「ついたよ」




さっきまでの暗さはどこへいったのやら、辺りは明るかった。




そして、たくさんの死体が転がっていた………。




「これね、ぜんぶとうかのお人形だよ、ふふふ。


それでね、あっちにあるのが…」




とうかちゃんが指さした先には、直志がいた。


バラバラになったはずの直志の肉片は、糸のようなもので繋がれていた。




「直志………………!」




何日かぶりの再会。


私は嬉し過ぎて、直志に抱きついた。


直志は返事をしない。