だって、セーブはしたはず………。


さっき、私達が2階へ行ってセーブして、また1階へ戻って部屋を調べてって………。




「あ…………セーブしてない!」




そうだ、美玖はセーブをしていない!


美玖だけじゃない、好実ちゃんも、安西君も、橘川君も!セーブしていない!!




「そうか、菜畑さん達は、今日の分のセーブをしていなかったから……死んだままなのか」


「皆、今すぐ2階へ行こう!


そして、セーブしよう!


美玖みたいに、ニセモノだと勘違いされて殺されたら、生き返れなくなっちゃうよ!」




そして、私達は2階へ向かった。