ここは………確か、美玖達と分かれたところだ…………。




ていうことは、私達は一瞬にして、移動させられた………とでもいうのだろうか。




そして、そこには、横たわる美玖がいた。


その隣で、好実ちゃんが「美玖ちゃん!美玖ちゃん!」と叫んでいる。


美玖の胸からは、血が流れている。




美玖が………死んだ?


美玖が………殺された?




一体、誰に殺された…………?




「お前がやったのか……………安西……………」




と、山崎君がつぶやいた。




安西君の手には、台所から取ってきたのであろう、包丁が握られており、包丁の刃には血がついていた。


安西君が、美玖を…殺した………………。




「もし、美玖が『絶対に殺してはいけないプレイヤー』だったら、どうするつもりだったの?」




冷静な表情で、飯島さんが言った。