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友達の美玖と好実ちゃんと安西君と橘川君を置いてきてしまったことに、私は何故だか罪悪感を憶えていた。


皆、自分の意思で動いているのに、何故だか私は、仲間割れしてしまったのは、自分のせいな気がしてならなかった。




私が、あんな風に、美玖に強引に言わなければ…………。




しかし、後悔しても仕方がない。




もう大分1階の部屋は調べたけれど、ぬいぐるみは見つからない。




そうしている内に、中学生達と鉢合わせになった。




「あ、土井さん!


どうでしたか?」




前田さんが、私に聞いてきた。




「ううん、駄目だった……。


そっちのゲームのぬいぐるみも、見つからない………」




と、私は首を振った。




「そうですか………」