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「くすくす………。




ほら～ね、おもしろいでしょ？***くん！」




だけど***くんはとうかをじっと見たまま、しゃべろうとしてくれない。




「***くん………たのしくなあい？


そうだ、むかしばなししてあげる！


とうかがいきてたころのはなしだよ！




むかーしむかし…ってわけでもないけど、とうかという女の子がいました！


女の子はびょうきで、いつもおやしきの中でいました。


おやしきはきゅうくつで、つまらなくて、たのしくないです。


まどから見えるこうけいは、いつも女の子の中ではあこがれのこうけいでした。


いいな、とうかもあんなふうにあそびたい！


女の子は、いつもそうおもっていました………ってこれもおもしろくない？




じゃあ、なにがおもしろいの？


とうか、わからないよ」