「では、私はこれで」




と、スーツの女性が言いかけた時だった。




「ちょっと待ちなさいよ!


南川は……ニセモノだと勘違いされて、小池に殺されたのよ!


だったら、南川は生き返るんじゃあ…………!?」




と、月乃先輩が言った。




「いいえ、生き返りません。


南川剛司は、セーブをしておりません。


今度こそ、私はこれで」




スーツの女性がそう言った瞬間、女性は粉々に砕け散った。




「え……!?マ、マネキンだったの………!!?」