ドルシネア姫



なのに、何でだ…


コンクールの時みたいな感覚は無い。


まー、練習とコンクールじゃ、緊張感が違うのか。


この時まではそう思っていた。






「ごめんねー。最後まで待たせちゃって。」


美波の家の前まで送っていった。


「いいんだ。今日はありがとう。」


俺は家に帰ろうとすると、


「待って。」


俺は美波に腕を引かれ、そのままキスをされた。


「じゃっ、また明日ね。」


俺は罪悪感でいっぱいだ。


だってまだ斎藤花恋と婚約したって美波に言ってないから…