キミニコイ。



今日は雨がひどい

耳につく雨音の中で私は叫ぶように問う

「あの!私の家はどんなところですか?」

「そうだなぁ。田舎だし、古くさいけど、莉子は結構気に入ってたな」

「…そうですか」

そう言われても何も思い出せそうにもない

きっと何を言われてもそうかもしれない

何も知らないことがこんなにも怖いことだなんて

あぁ、今日はなんて雨が強いんだろう

雨は嫌いだ