「…?!っはぁ…はぁ…」 "現実に戻ることができた" その安心感さえも感じられないほど私は取り乱していた 「おい、大丈夫か?」 彼が手を貸そうとしたことさえも気付かなかった そして彼が、私がそれに気付くことが出来なかったときの苦しそうな表情にも私は気付くことは出来なかった 「い…かな…ぃで…」 私は頭を抱えた 髪の毛がどれだけぐちゃぐちゃになろうと気にならなかった それからしばらくして意識が飛んだ そのことにも気付かぬまま