「なぁ、お茶でいい?」 「はい。ありがとうございます」 中も古い木の香りがする やっぱり好きだなぁ 「ははっ」 「ん?」 「莉子が行方不明になってから1週間くらい、ここで一人だったから嬉しいんだよ」 「はあ…」 「戻ってきてくれてありがとう」 「いえ、そんな…」 「じゃあ、お茶持ってくるね」 そう言って、風のように行ってしまった