絶対零度の鍵


目を開くことができないほど、眩しい。


その時。


ドサッ


「いてぇっ」



大きな何かが、寝転んだ状態からやや起き上がりかけている僕の身体に激突したらしい。


それと同時に周囲は何事もなかったかのように真っ暗に戻った。


っていうか、目がチカチカしていて大きな重たい何かが何なのかちょっと確認もできない。


空から何かが降ってきたような感覚だった、僕の上に乗っかる『何か』。



「隕石?」



一瞬本気で考えたが、それなら僕は今の時点で死んでることだろうから、ないな。


恐る恐る触ってみようと手を伸ばす。


さらりとした感触。



まるで髪の毛の様な・・・・



「!うわぁ」



ヘタレな僕は、その『何か』を思い切り突き飛ばした。