「止めないとお前、一生後悔するぞ!温度師の禁忌は―温度師自身を滅ぼすことなんだっ!」
「―え?」
一瞬、どういうことなのか、理解することができなかった。
「なんだって?!」
「なんですって?!」
双子の反応が重なる。
「なんで、お前がそんなこと知ってんだよ?」
「卓の、兄貴なんだろっ?!」
左京の言葉を気持ち良いほどに溝端は無視して、僕を見つめる。
温度師自身を滅ぼす。
自滅?
「それは…」
僕は、やっとのことで口を開いた。
「右京たちにとって…は、良い、、こと?」
そうして、脇にいる右京の顔を見る。


