絶対零度の鍵


「なんだ、これ。」


次に出てきたのは、文字ではなく絵だった。



左のページには丸くて青いもの。



真ん中に雪の結晶みたいなのがある。



「きれいだな…ええと…」



僕は、線で引っ張った先に、説明なのかメモなのかわからない書き込みがしてあるのを見つけた。



すごい細かい。



僕は段々うんざりしながら、なんとか読み取れる文字だけを抜粋してみる。





「絶…零…鍵…。材…泪…。駄目だ、少しもわからない。」




溜め息を吐いて、右の絵にも目をやる。



こちらもやはり丸いのだが、燃えるような赤で、中に雷のようなものが見えた。




「熱…雷…鍵…。心…?」




両方の絵のどちらもどんな解説が付いているのかわからなかったが、共通して右上に王冠のマークがあった。




最高のものってことか?



僕は勝手に解釈して、次のページを開いた。