絶対零度の鍵

キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



「?!」




高い音がして、城の向こうから何かが降って来る。


淳は眩しい太陽の光を避けるように手を翳しながら、それが何かを見極めようとした。





あれは―




「炎?」



まるで、生きている竜のごとくぐんぐんと飛んでいく。



一瞬それは砂漠の方へ抜けるのかと思った。



しかし―



ッドーーーーン!!!!!



淳の居る所から数十メートル後ろ、何もない所で撥ね返ったかのようになって直ぐ、爆発した。





淳は頭を回転させ、その撥ね返った様子を情報と結びつける。




外に出させない為に、何かを張り巡らしてあるかのような。






「シールド、か?」





答えを導き出し、淳はそれが概ね正しいだろうと判断した。


だとすれば。


一体、この空間の中で、何が起こっているというのだろう。