翠は得意げに語る。
「ユキバナっていうのは、寒い朝に少しの時間だけ咲く花なんです。ここは寒かったり暑かったり、一定の気温にはならないので、すっごい寒い朝にうんと早起きしていかないと見れないんですけど。」
翠の説明を聞きながら、尭はあることに思い当たる。
「これ…」
「お姉さんも欲しいんですか?仕方ないですね…明日の朝、もしも寒くなったら一緒に見に連れて行ってあげますよ。そうとなったら今日はもう寝ましょう!ささ、薬湯に入って疲れを癒してください。あ、あと…」
翠は張り切ってテキパキと抱えていた荷物を解いた。
「これ、着替えです。お姉さんの格好、少し変わってますし、目立つので。どこか、外の世界に行かれてたんですかねぇ…」
翠に言われて初めて尭は自分の服装に気付く。
半そでのブラウスに薄手のカーディガン、クロップドパンツだった。
思い切り、ここのものではないと主張しているようだ。
これでよく不審者扱いされないものだと逆に呆れる。
余程、平和な土地なのだな、と。
「ユキバナっていうのは、寒い朝に少しの時間だけ咲く花なんです。ここは寒かったり暑かったり、一定の気温にはならないので、すっごい寒い朝にうんと早起きしていかないと見れないんですけど。」
翠の説明を聞きながら、尭はあることに思い当たる。
「これ…」
「お姉さんも欲しいんですか?仕方ないですね…明日の朝、もしも寒くなったら一緒に見に連れて行ってあげますよ。そうとなったら今日はもう寝ましょう!ささ、薬湯に入って疲れを癒してください。あ、あと…」
翠は張り切ってテキパキと抱えていた荷物を解いた。
「これ、着替えです。お姉さんの格好、少し変わってますし、目立つので。どこか、外の世界に行かれてたんですかねぇ…」
翠に言われて初めて尭は自分の服装に気付く。
半そでのブラウスに薄手のカーディガン、クロップドパンツだった。
思い切り、ここのものではないと主張しているようだ。
これでよく不審者扱いされないものだと逆に呆れる。
余程、平和な土地なのだな、と。


