絶対零度の鍵





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「ぎゃははははははははははは」



予想通りの結果だった。


もう何度目かわからない笑い声に、僕は顔を覆う。



だめだ。



コイツ等に何を言っても通じない気がした。



斯く言う僕も、右京の話を信じるまで、時間を要したわけだから、無理もないんだけど。




尭も控えめながら、呆れた顔をしている。




「…もう、いいや…、とにかく、、元の場所に戻りなよ…」




疲れ果てた僕は提案する。



この二人はグスたちに預けよう。


それで記憶を失くしてもらって、あとで戻してあげればそれでいいや。




「ね、右京―」



「温暖化って知ってる?」




同意を求めようと右京を見ると、彼女は溝端と尭を不愉快そうに見つめていた。