「右京…」
僕は柄にもなく、じーんときてしまった。
そんな風に、思ってくれていたのか。
感無量な想いで目の前の破天荒な少女を見つめること1秒。
「ま、別にひどいことされるわけじゃないけど、ちょっと面白そうだし!」
直ぐに落とされた本音。
…
そーですよね。
結局は、面白いことが一番!なんですもんね。
ええ。
ちょっと期待しちゃった僕が馬鹿でした。
ちなみに言えば、僕にとって尭と溝端は全く協力的な、青春的な友ではなく。
できればなくなっても構わない。
むしろ、なくなってくれればいいのにと願うほどの、腐れ縁ていうやつで。
こんな状況であることを、あいつらに説明することの難しさと言ったら。
想像するに及ばない。


