絶対零度の鍵

あれ。


僕は自分の胸辺りを襲うもやもやの原因を探す。



ってことは?




じゃ、僕は。


僕はどうなるんだろう。




この世界のすべてのカタがついたとしたら、僕の記憶はどうなるんだろう?





「ねぇ、うきょ…「クミ」」




訊ねようとした所を、右京が被せて僕を呼んだ。





「あの二人、助けに行く?」




は?



僕は右京の言葉の意味がわからない。





「助けに…って?」




「だから、記憶消されてこの牢屋で過ごさせるか、仲間にして一緒に動いてもらうかっていってんのー。仲良いんでしょー…?なんだっけ、そーゆーの…」




えっとー、と右京が何かを思い出すような仕草をする。




「あ、そーだ。トモダチって、、言うんでしょ?」




思い出せたことに満足したのか、右京はにっこりと満面の笑みを僕に向けた。