絶対零度の鍵

「うーん、と………わかんない。」



考えこんだわりに、あっさり知らないという右京にがくっと崩れる。



「わかんないって…尭たちはどうなっちゃうの?」



かなり心配だ。



「えっと、ちょっと待って。そこに居るグスに訊いてみる。」




右京は人差し指を軽く顎に当てて、考えてますみたいな顔をしてから、すぐ傍に突っ立ってるグスの首根っこを捕らえた。



ぎょ!?だか、ぎゃ!?だか、まぁそんな感じの声を出して、グスが驚く。




「ねぇあんたぁ。」



かわいそうにすっかり怯えているグスは、少し涙目になりながら、宙ぶらりんにされて右京と顔を合わすことになる。




「あそこにいる人間たち、これからどーするの?」





右京。


口に出しては言わないけど。



それは、人(人じゃないけど)にモノを教えてもらう態度じゃないよ。



今のその行為を、地球ではガンをとばすって言うんだよ。



脅すともいうかもね。



僕は心の中で、グスに同情した。