絶対零度の鍵

結局。


その後、会議は粛々と行われていき―



とりあえず、至急新しい温度師を捜し出す。



そして、新しい温度師を王の認可を得て立てたなら、直ぐに鍵の材料を集めさせること。




それから入り混じっている地球とこちらの狭間の警備。



以上3点が、王族以外の主な決まりごととなった。




王族は、最強の温度師との戦いに専念することをよしとされた。



そのすべてが無事に終わった暁には管理地からそれぞれの自滅する星を切り離す(要は見放す)、という結論に至る。



―落第星というわけか。



僕はどうも納得できないまま、あれから一言も発せず、物事の流れをただ見つめていた。



ふと、蓮貴の見ていた花が記憶を過ぎる。




―あの人は、本当に、死の雨を降らせようとしているのだろうか。




放っておいたって、滅びの一途を辿るこの世界を。




わざわざ、滅ぼそうとするだろうか。