絶対零度の鍵




「鳳凛様の御成ぁーりぃー!!!!!!」



どこから誰の声なのかはわからないが、広間の奥の部屋の扉が開いて、王が衣を変えて登場した。



一言で表わすなら。


豪華。これに尽きます。


だけど。



「手に、握られているのは…」



小声だが、口にだしてしまった。



「ピザ…とコーラ、か?」



僕の後の言葉を、鍵師が継いだ。



確かにしっかりと持っている。



「「あーーー!!!!」」



双子の不服そうな声が、広間に響く。