絶対零度の鍵



慌てて僕は言葉を返した。



「グスはもう食事の支度を終えてるから、あとはクミがくればいいだけなんだよー。わかったら早くそれに着替えて!」




右京はマシンガンのように喚いて、僕を追い立てる。




「はいはい、、、ところでグスって…何?」




作務衣もどきを手に持ちながらふと感じた疑問が口をついて出てきた。






「グス?…あぁ、あたしたちの世話焼きのことよ。」





どうやら、ペンギンに見えるあの生き物のことをグスと呼ぶらしい。




「へぇー」




僕は軽く相槌を打つ。





…………



えーと…





「ところで…着替え、見てるつも…」




シャツに手を掛けたところで、僕は扉に寄り掛かる右京を見た。