絶対零度の鍵

もう1つは―

今日の放課後の小松との決闘だ。

絶対に負ける。

それは火を見るよりも明らかだ。

決して痩せすぎではないが貧弱な僕と、全てが鍛錬を重ねられているであろう筋肉小松。

戦う理由は恐らく右京。

もうその時点で僕は関係ないのに。

むしろ最初から負けでいいからと思う。

だけどそれだと小松の腹の虫がおさまらないから背負い投げ位は喰らうだろう。


僕は痛いのは嫌だ。


でも溝端の言うとおり、行かなかったら行った時よりひどい目に遭うだろう。

じゃあどうしたら一番穏便に、被害を少なく緒わらせることができるか。


右京の口から説明してもらうこと。


それが一番なのだが。


当の本人が面白がってるんだから、絶対無理な気がする。