そんなこんなで下駄箱に私は着いた。 私はちゃんと恋をするんだ… 初恋は忘れて… 矢代くんにははっきり言って興味がない。 第一、絶対に女の子選び放題だって。 きっと矢代くんも私と榛名に案内されるより大勢の女の子にチヤホヤされた方がいいに決まってるし。 きっと私にはブスとか言ってくるんだろうなぁ… そう思うと矢代くんと関わらないには十分すぎる理由だった。