でもそんなあたしの考えは、すぐに崩れて。
バチッと目があった。
「…俺がなに」
「っヒィ?!?聞いてた?!」
「俺の名前聞こえたような気がしたから」
茶色のまっすぐな目で見つめられ、
あたしはすぐに目線を逸らした。
あの目で見られたら…
目なんて合わせてらんない…。
「藤田くん強かったね〜って話してただけだよ!!」
『ねっ?』と友里に怖いくらいの笑顔を向けると
友里はキラッキラな笑顔で『そうだねー』と返した。
ひゃあああ。
バレたかな?バレたかな?
ドキドキしながら返事を待っていると、じーっと数秒見つめられて
「…そう」
なんて、あっさりした言葉が返ってきた。


