「あっ、あたし?!」
なぜ急に!!!
あたしの名前が出てくるの!!
びっくりして、藤田くんの方を向くと、
味方外野から回ってきたボールをキャッチして、
「それに、俺が全力でやったら好きなジュースおごるって約束したよね」
少しだけ口角を上げて、
相手チームにボールを力一杯投げつけた。
えっ??!
なんですと??!
あたしそんなこと言ってない!
約束した覚えもないよ!?
開いた口が塞がらないっていうのはこのことか?
ほんとに塞がらない。
何言ってるの藤田くん?
周りも、『だからそんな今日やる気あんのかー!』と納得していた。


