イチゴミルク *





触られたおデコが熱い。

じわあって、熱が顔全体に広がる。



もうやだ…。

プシューッて、しぼんじゃう、あたし。



苦しい。胸が苦しいよ。






それから何人か外野から男子が戻ってきて、2人きりの状態じゃなくなってしまった。



なにかと動ける藤田くんに、戻ってきた男子は


『藤田ぁ!お前やるじゃーん!』

『いつもダルそうだから運動音痴かと思ってたけど、違うのな?!』

『よく古賀と俺たちのチームを守ってくれた!!!』



と、藤田くんの肩をバシバシ叩いていた。



あっ、そんなことしたら藤田くんが怒る…っ。


そんなことを思いながら、横からこっそり話を聞いていたら。




「別に。リコが勝ちたそうな顔してたから」



と、平然とした顔で、藤田くんの声が聞こえた。