イチゴミルク *





やっとお昼になって、
あたしはいつもより少し早めにお弁当を食べた。



おかずの中にトンカツが入ってて
なんか知らないけど、応援されてる気分になった。


偶然だけどね。



資料室まで早歩きで、扉の前で止まる。



いなかったら、諦める?
いたら……好きになる?


そんなどうでもいい賭け事をなんとなく頭の中で思い描きながら

静かにドアを開けた。




脈拍が、いつもより何十倍も速い気がする。

ドクン、って聞こえるような気がする。



ゆっくり奥まで足を進めると、


机の上に、あの甘ったるいイチゴミルクが見えた。



いる…………っ。