イチゴミルク *




いいもんいいもん。

貸し出しの当番とか、2人で一緒にできるかもしれないもん。





「なんだ、そうなの?リコが寂しがってると思って、たまに遊びに行ってあげようかと思ってたのに」




『じゃあ必要ないよね』と笑って、さっさと帰ってしまった。




あっさりしすぎだよ!!!


もう……。




ガックリと肩を落としながらも、重たいカバンに手を通す。

はやく藤田くんの教室行こうっと。




「あっ…、古賀、さん!」


「へ?」




教室を出て行こうとしたとき、
急に呼び止められた。




反射的に振り向くと、知らない男子。




…誰、だっけ?