あたし最低…。
それから口から出た言葉は、
自分で考えてたことと全然違った。
『ごめんね』って謝りたかったのに。
言い出したら、止まらなくなってしまった。
顔を上げて、藤田くんの顔を見たら、
口から勝手に全部出てた。
嗚咽交じりで、訴え続けた。
「わざと教科書忘れて…っ、藤田くんに借りに行ってもいい? …保健委員になるから、藤田くんが怪我したら、あたし治療していい? 授業中、暇になったら藤田くんにライン飛ばしていい?荒らしてもいい? わかんない問題あったら、藤田くんに聞いてもいい? …あたしもあのイチゴミルク頑張って飲むから…っ、飲む、から…だから……っ、」
「…もうわかった」
優しい声色に、一気に涙腺が崩壊する。
顔を上げる前に、藤田くんが一歩近づいてくるのがわかった。


