「…いいの?」
「今日だけ」
いつも学校で見るパックのイチゴミルクとは違って、美味しそう。
あのパックのイチゴミルクは甘ったるくて最後まで飲めないけど、これはすごく飲みやすそうなんだもん。
「…美味しいっ!やっぱ学校のとは違うね!!」
「そうじゃなきゃ困るよ」
イチゴ100%かな?
すごくみずみずしい。
「ペアルックはまた今度な」
「…うんっ」
「コラ早くイチゴミルク返して」
「っ!?ケチ!」
「ひとくちだけって言った」
もう!とあたしが唇を尖らせると、
藤田くんは『またその顔?』とケラケラ笑った。


