「はやく来ないかなあ…」
暖房もなにも入っていない寒いこの部屋。
ただひとつ温かいのは、背中めがけて差し込んでくる日差し。
背中だけぽかぽかしてきた…。
こうなってくると、一気に眠くなる。
することもなくただイスに座って、
背中が温かくて。
なんかウトウトしてきちゃうなこれは。
イスの横にある壁がいい感じにもたれかかることができて…。
あたしはそっと目を閉じた。
目を開けたら、藤田くんがいたらいいな、なんて考えながら。
* * * * * * *
背中が温かい。
でも、肩も温かい。
さっきは背中だけ温かかったはずなのに、どうして…。


