イチゴミルク *




まだ時間的には昼休みは始まったばかりだし…。



「…わかった!藤田くんとこでしょ?
いいよ、あたしも彼氏のとこ行ってきますから~~」

「ごめんね友里」




『なに言ってんの?二人ともリア充なんだから気にしないっ』
と背中をバシッと叩かれた。



痛い!!!!普通に痛い!!!




藤田くんと約束はしてないけど

教室に戻ってきてないあたしを見て、
来てくれないかな、なんて期待する。




なにも連絡しずにもし藤田くんが来たら、すごくない!?




友里と別れて、資料室の前に立った。




ふう……。




「いるかな…」




いますように、と心の中で何度も復唱する。

呪文みたい。