“きゅん”と“ぎゅん”が交互にきたよ藤田くん。
意外と時間ギリギリになってしまって、
片付けに行ってしまった藤田くんの背中を見つめる。
大きいなあ。
あの背中に、飛びついてみたいなあ…。
あったかいんだろうなあ…。
「…よし、食べよう!」
ひとりテーブルに残ったあたし。
お皿には、トマトときゅうり。
いける、食べれる。
あの藤田くんの笑顔を思い出せ、あたし!!!
* * * * * * *
「食べ終わった…………っ」
脱力しながらお皿をシンクへ持っていくと、自分のお皿を洗っていた藤田くんが耳元で囁いた。
「頑張ったね」
はう……う…。


