イチゴミルク *





「男子は野菜洗ってくださーーい。
女子はこの季節、手が乾燥しちゃうんですう~~」



ハンバーグとサラダに使う野菜を机の上に広げた。



あ、サラダはその後、まえのんの意向で作ることになった。



でもあたし、トマトときゅうりが…ちょっと苦手なんだ。



「なんだよそれ!そんなのは男子だって同じです~~、むしろ片山より俺のがデリケートです~~~」

「河野くーん、もう1回、
あたしの目を見て言ってごらん?」

「いくらでもいってやるよ.
お前より俺のがデリケートだか…」



完全にケンカ態勢になったふたりの間に、藤田くんの手が伸びる。




「うるさい。ケンカするなら外行け」

「なんだよ藤田~~~っ」

「3品なら俺とリコで十分」




そう言って何個か野菜を持って、洗い始めた。




それを見た友里が
『ごめん、河野相手とか幼稚だったわ』と謝った。



その言い方にもトゲがあるよ友里…。