そのまえのんの声で教室の空気はもとに戻ったけど…。
なんか背中に殺意の視線を感じるんだけど~~っ!!
怖すぎ怖すぎ!!!!!
「あの、藤田くん!」
「…俺とじゃいや?」
「いやそうじゃなくて…」
「ごめん。俺のわがままだね」
そうじゃなくて、腕…。
どうしてまだそんなにぎゅっと掴んでるの?
なに…考えてるの?
「ごめんね。片山さんも巻き込んで」
「んーん?全然大丈夫!むしろ藤田くんがあーやって言ってくれてスッキリ!ほら、リコって言わないし、そういうの」
「…そうだね」
横から見る藤田くんの顔は、いつもと同じかもしれないけど…。
この掴まれてる腕からわかるよ。
いつもと違うって、わかるよ。


