晴れ女

「陽菜ちゃんの家どっち?」

手首を掴んだままずんずん歩く慎吾。


ちょ、ちょ、ちょ!
ちょっと待って!冷静に!冷静に考えようよ。


「何で着替えるの!」

「制服じゃまずいでしょ」


いやいやいやいや。
それ答えになってないし!



「もうすぐ6時じゃん。だからだよ。安心してね。着替えて来るまで俺外で待ってるから」

え?
何それ。それも理由になってない事に慎吾気付いてないの?


あっという間に家の前に着いた私達。


「10分経っても来なかったら着替えお手伝いに行くからね?」


その言葉にダッシュで家の中に入ると急いで着替えを始めた。