晴れ女

カチャリと扉を閉めると、階段を降りる音と共に「いっちゃーん!あったよー。」と大きな声を出すさっきの女の子。



再び部屋に静寂が訪れると、二分くらいでまた階段を登る音がして、またあの女の子かと思って身構えたけど。



「陽菜起きてたの」


入ってきたのはこの部屋の主で。


「ねえ、さっき……」

女の子が来たよ。
と、本人も分かっているだろう事を口にしようとした。


だって。普通驚くでしょう?

寝起きだからかもしれないけど私まだ頭がちゃんと働かないよ。


しかもさ……あの子。


再び口を開こうとした。

だけど朝陽が喋り出す方が早くて。


一瞬息がし辛くなった。