晴れ女

「あはははは……も、やめて……はは!!ひ、人見てるから!ははははは」

「ごめんなさいは?」

「ひーっ!ごめんなさい!ごめんなさい!」


やっと手を離した朝陽。脇をギュッとしながらゼーゼーと肩で息をする私。

だけど内心憂鬱だった。


海って“海の家”だよね。

逆ナンされたりして食い……嫌、食われまくりなんじゃないの?



その時、やっと電車がホームに入る音が聞こえて来た。



笑ってこの話が終われて良かった。

“バイト頑張ってね”

なんて。


言いたくないじゃん。