晴れ女

それとも。

しらない振りをし続けて、隣に居るのを選ぶ?


今でこそ、幸せそうな陽菜は、朝陽と居る時……
どんな想いだったんだろう。



テレビを見る気分にもなれないまま。

ただボーッと、前を眺めたり、ベッドに寄りかかってみたり。

けれど頭は真っ白にはならず、考えれば考えるほど思考はいい方向に進むことはなかった。



制服は脱がずに、コートも着たまま。


「冷たくなってるし」


思い出したかの様に、砂糖も入ってないコーヒーを口につけると、すっかり熱は冷めていて。

何やってるんだろう、と。


自分自身に溜め息を吐いた。