晴れ女

行かない方がいい。

それは分かってる。
分かってるのに心が悲鳴を上げていて。

どうすればいいのか分からなくなる。


やっと前を向けたと思ったのに。
膝をギュッと抱き締め頭を巡るのは朝陽の事ばかり。



文化祭が終わり、片付けは月曜日だから皆笑顔で立ち上がり、空き教室に向かう。


私はと言うと、体は疲れてないのに、精神的にもうふらふらだった。




でも沢山沢山考えた。

――私が出した結論は……



「陽菜ちゃんお疲れ!!」



教室に入って来て私の手を掴むと、井戸の中から引っ張り出してくれた慎吾。


「……帰ろっか」

そう口にする私に慎吾は照れ臭そうに手を握り返した。