晴れ女

数秒見つめ会った後、先に口を開いたのは……私。


「私張り切り過ぎたのか……早起きしちゃって。どうしようもないよね」


あはは……と渇いた笑い声を上げ、気まずい雰囲気を何とか和らげようとした。


動揺しちゃ駄目だ。

こんな姿が慎吾を不安にさせてるんだ。



二人っきりと言うのが久し振りで。
変な空気になるのはそのせいだと自分自身に言い聞かせる。



「そっか。驚いたし」


丸めた目が細められ、笑顔になる朝陽が私の前の机に座る。



……距離が近い。




「陽菜」



――ドクン……



私には視線を向ける事なく、真っ直ぐを見つめ口を開いた。