晴れ女

真っ赤な顔。
私の視線が向けられると横を向き、片手で口元を押さえた。


「慎吾真っ赤……」


「ヤバい。もおマジで。ちょっと待って……」



私の体から腕が離れ、そのまま両手で顔を覆いながらうずくまる。



「夢見てるんじゃねえのかよ……」


よく見ると手が震えていた。


「……慎吾?」



こういう時。どうしたらいいのか分からない。
気の利いた事の1つや2つ言えたらいいのだけど生憎横で見てるしかない。



すると――急にガバッと立ち上がった慎吾が思いっきり息を吸い込み……