晴れ女

少し筋肉質になった様にも思える慎吾の腕。


その腕に包まれた私は……ソッと背中に腕を回し。



「お疲れ様」




回した手にギュッと力を入れる。


すると――ビクッと体が反応した慎吾。




「ひ、陽菜ちゃん?熱あるの?」


「ふふふ。ないよ。暑かったけど」



肌が密着している為ダイレクトに伝わる声。



「期待しちゃうって……」


戸惑いながら私の肩に手をかけようとするも、



「期待すれば?」


意地悪っぽく笑って言い放つ私の体を再び抱き締めた。