晴れ女

長い時間”学校”から離れた事で心が穏やかになったんだもん。

時間が一番の薬って言うのも。
人間は必ず慣れるって言うのも。

身をもって実感した。



「慎吾駅に迎えに行かないの?」


器に入った素麺がなくなり、お茶を飲みながら話す佳奈は明後日彼氏とお家デートらしい。



くそう。幸せ分けろ。この野郎。



「朝陽が居るじゃん」


「夏休み終われば後ろに居るじゃんか」



「そうじゃなくてっ」



そうじゃない。
夏休みに入る前は普通に話せてたけど、久しぶりに会ったら私どんな反応するのか今でもわかんない。