晴れ女

どうやら家には慎吾しか居ないみたいで、服とアイスを手渡すと一緒にリビングへ向かった。



「マジ寝てた」


コンビニの袋からひとつひとつ取り出しながら冷蔵庫に詰めていく後ろ姿。


知ってるよ。
寝癖付いてるもん。


クフフと笑っていると、困った様に笑う慎吾が。


「寝るつもりなかったんだけどさあ」


お茶をコップに注ぎながら部屋へと足を向ける。


「制服のまま寝たらしわくちゃになるよ」


慎吾の後に続く私はアイスを2つ手に持ち階段を登る。


「どうぞー」



足でドアを開け、中に入ろうとするとヒンヤリと冷たい空気が体を包んだ。


涼しー……


炎天下の下歩いてきた私には待ち望んだ冷気。